ぼくがブログを書く理由

JavaScriptやロックンロール、デバイス・ガジェット等の話を、オムニバス形式で書いていきます。

「JavaScriptが使える」と言えない理由

un-T factory! XA Advent Calendar 2018 21日目の投稿です。

年の瀬ですね。

2018年はJavaScriptの学習に力をいれ、去年にくらべてスキルが格段に向上しました。一年前では書けなかったであろうコードを書いている自信はあります。

でも、まだ「JavaScriptを使える」と堂々と言えない。イマイチ自信が持てない。自分では結構勉強したつもりだったんですが、なんで自信が持てないのか?

来年への課題として、ちょっと考えてみました。

「書いてない」から「書けない」

12月20日時点で、エンジニアというか仕事というか、そういった類の書籍を22冊読みました。勉強会やセミナーにも、ちょいちょいでました。

具体的にはここにまとめています。 qiita.com

開眼!JavaScript、開眼させていただきました。2018年はJavaScriptの強化を大きな柱にしていましたが、この本を今年はじめに読んだおかげで、それがすごくスムーズでした。ES3の頃の書籍なので、モダンな記法は書いてありませんが、基礎を強化するには最適な書籍です。ES2015+版が出たら、200%買います。

あと、仕事で部分的にVue.jsを使ったので、基礎から学ぶ Vue.jsはかなり参考になりました。

が、それ以外のNuxt.jsやReactやAngularやWeb Componentsや(JavaScriptじゃないけど)Dockerや(JavaScriptじゃないけど)Ruby on Railsは、正直あまり書ける自信がない。

なぜかというと、手を動かしてないから。

書籍のラインナップだけみると、なんでも使えるウルトラフロントエンドエンジニアです。

でも、実際にプロジェクトで使ったVue.jsやwebpack以外は、ほぼ使えない。結局、手を動かしてない部分は、上辺の知識でしかないんですよね。

「書けない」から「読めない」

これは最近気がついたのですが、思った以上にコードが読めない。

リファレンスや書籍に書かれたJavaScriptは、きれいに書かれているし、記述量が少ないので読めます。でも、いざ、他人が書いたコードやライブラリのソースコードとなると、まぁ読めない。

本で読んでメソッド単体の動きを知っていても、それが単体で使われることはあまりありません。実際のプログラムは、複数のメソッドを使って複雑な処理をしています。実際に手を動かしてその経験をあまりしていないから、コードがスッと入ってこない。複雑なコードが読めないから、それ以上の知識として膨らまない。だから、また書けない。

「プログラミングができる」とは「読み書き」ができること

「書けない」から「読めない」。「読めない」から「書けない」。この繰り返しでなかなか前に進んでいないのだなと、今年を振り返って思いました。

ただ、これは逆に考えると、「読める」から「書ける」。「書ける」から「読める」になります。

たくさん書いてコードを書けるようになる。たくさん書けるようになるとコードが読めるようになるから、GitHubとかで世界中のコードが読めて、もっと書けるようになる。

来年はこのサイクルを早く手に入れ、「JavaScriptを使える」と、堂々言いたいです。

こちらからは、以上です。