ぼくがブログを書く理由

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【リモートワーク、複業時代の「自分戦略」】に参加して思うこと

先日、DevLOVE関西主催のリモートワーク、複業時代の「自分戦略」に参加しました。中村さん、大西さん、コンチさんのお話を聞いたり、その後のダイヤログで参加者の皆さんとお話させてもらった中で、いろいろと思うところがあったので、それを書いてみようと思います。

単一組織に依存するリスク

組織に属するメリットは多いので、すべての人がフリーランスのような働き方をする必要はありません。ただ、所属する組織がひとつしかないような場合は、偏った評価ライフスタイルとマッチしないルール収入の支配等のリスクが発生してしまう可能性があります。

複業や副業、兼業は、個人と組織の市場価値を高める

組織内でしか通用しないスキルは、その組織を一歩出てしまうとなんの価値もありません。大切なのは単一組織での価値を上げることではなく、市場での価値を上げること。自身の市場価値が高まれば、どこにいても活躍できます。

そのためには、組織の外で活動をする必要があります。せっかく習得したスキルが、組織外の市場で通用しない属人化されたものにならぬように、外に出て広い視野を持つことが大切です。

また、お金が絡むからこそ見えてくる、自分の価値があると思います。複業や副業、兼業が有効な手段として推奨されている理由はそこです。

そして、そういった活動が、結果として所属する組織をより強いものにするのではないでしょうか。

収入を分散して、経済的なリスクを減らす

収入を単一組織に依存させてしまうのは、とてもリスキーです。会社はいつ倒産するかわかりませんし、業績不振によって給料が減ってしまうこともあるかもしれません。収入の支配からの卒業が必要です。

複数の収入源を持っていれば、ひとつがダメになってしまったとしても、すぐに生活が破綻してしまうことはないでしょう。守るべき家族がいるのであれば、なおさらです。

ライフスタイルにあった働き方で、安心して生きる

ライフスタイルとマッチしないルールの元で働いていると、負荷が高まり心や体を壊してしまいます。また、多くの人に迷惑もかかります。各々が多種多様な問題を抱えているはずなので、その問題を解決できたり、少しでも軽くなるようなルールのもとで働くべきです。

たとえば、リモートワークは介護や子育てのために家を離れられない人たちにとっては、とても有効な手段・制度だと思います。私自身も、家族の体調不良のために出社が難しい経験をしていて、リモートワークの必要性を強く感じています。

組織のルールを変えるのは難しい

ダイアログでも出た話ですが、一個人が大きな組織のルールを変えることは難しいです。(そう簡単に一個人の意見で変わってしまうのも問題ですしね)説得材料を揃えてプレゼンしたり、組織内政治で根回ししたり。。。その時間をスキルアップや趣味、家族との時間にあてたほうがよっぽど有意義でしょう。

上記した複数や副業、兼業、リモートワークのような働き方は、多くの企業で取り入れられ始めています。正直なところ、組織を変えるよりも組織を代えてしまうほうが低コストです。(要は転職ってことです)

現在は売り手市場なので、転職者に有利な状態です。(リクルートのプレスリリースによると、2018年12月の転職求人倍率は1.65倍。エンジニアに至っては4倍程度もあるそうです。)各企業も、良い人材を確保するために制度の見直しや、新しい取り組みをしています。

上司は親ではないし、会社は家族ではありません。本当に大切なものは何か?そこを勘違いしないように気をつけなければなりませんね。

もし、組織を変えるための説得材料がほしいのであれば、厚生労働省の資料がありますので、参考にすると良いでしょう。

こちらからは、以上です。